ルドンとその周辺-夢見る世紀末展
Posted on | 2011.11.13 |
JR KYOTO ISETAN 美術館「えき」KYOTO で開催されていた『ルドンとその周辺-夢見る世紀末展(10/15[土]〜11/13[日])』を見に行ってきました。
岐阜県美術館所蔵
ルドンとその周辺-夢見る世紀末展
2011/10/15 ~ 2011/11/13
代表作である「蜘蛛」「眼=気球」をはじめ『黒の時代』の作品が多くを占めていましたが、モノクローム・パステルと評されるとおり黒一色なのに階調豊かで、独特の幻想的・怪奇的な世界観にすっかり魅了されました。特にポー作品をモティーフとした石版画集「エドガー・アラン・ポーに」や、ユイスマンスの「さかしま」内でルドンの絵が登場するくだりの紹介など文学絡みの作品も多く、昔に読んだポーの「黒猫」や「黄金虫」を思い出してみたり。
左:「蜘蛛」 中:「眼=気球」 右:「光の横顔」
後期のパステル画や油絵も好きなので、思っていたよりもカラーの展示が少なめで残念でしたが、鮮やか且つ柔らかな色彩の原画を間近に見れて大満足。
左:「眼を閉じて」 中:「神秘的な対話」 右:「黒い花瓶のアネモネ」
その他、ブレスタンをはじめ。クリンガーやゴーギャン、ベルナール、ムンク、モロー…など、ルドンに関連する画家の作品が展示されていました。ムンクの「マドンナ」(版画版)は何度か見る機会がありましたが、やっぱり独特の雰囲気があって惹かれます。そしてモローの「聖セバスティアヌスと天使」は思ったより小品なのに圧倒される存在感。もっと他の作品も見たい!と思いましたが、最近では2005年に東京・兵庫などでモロー展が開催されており、日本ではしばらくは見れそうにないので、思わずパリにある ギュスターブ・モロー美術館 へ行きたくなってしまいました。
左:ムンク「マドンナ」 中:モロー「聖セバスティアヌスと天使」 右:ギュスターブ・モロー美術館
最終日とあって入館者も多かったのですが、絵はがきや展示会グッズの殆どが既に売り切れ。自宅に画集があるので図録の購入を見合わせましたが掲載されていない絵も多かったので、いつか所蔵先の岐阜県美術館にも行ってみたいと思います。
【所蔵先・過去のルドン展企画】
・岐阜県美術館
・ODILON REDON, Prince du rêve – Réunion des Musées Nationaux
・ルドンの黒 – Bunkamura
コメントを書く |
Comments
Leave a Reply
